「油断」の検索結果

  • 心は身の主人で、万事の本であるから、いつも静かにやすらかにして、むやみに動かしてはならぬ。心がむやみに動くと、乱れて明らかでなく、万事にあたって過ちが多い。事がいそがしいときは、手足が動き、口がものいうことは早くないと間に合わない。だが心は忙しくしてはならない。手足と目口耳鼻はちょうど使用人のようなものである。心は身の主人で、目口耳手足のすることの善悪を正す役である。だから心静かでなくては、思案はできない。およそ事をするのに、油断しないようにするには緩の字を用いてみだりに急がずよく思案してくわしく事の是非をわきまえて行なえばよい。古人はこれを待つといった。待つとは事を急がず時を待ち、くわしく思案して道理を求めて行なうことである。油断するのではない。むやみに早くきめると、からずその事をしそんじ、後悔するものである。

    貝原益軒

    儒学者

    『日本の名著 14 貝原益軒』「大和俗訓」心術上(中央公論社、1983年)

  • 轢かれる危険が最も多いのは、ちょうど一つの車を避けた時である。

    ニーチェ

    哲学者

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